これ、おたくの世界の話に例えてみたいと思います。大前提として、例え話としてわかりやすいかどうかに絞って書いているので難しいことや手数料とか細かいことは割愛していたり厳密にはちょっと違う部分もあるので気になる人は自分で調べてくださいね。
株でお金を稼ぐ方法は主に3通りあって、
1)株を売る
2)株主優待
3)配当金
があります。さて、これがそれぞれどういうことか順番に書いていきますね。
株を舞台のチケットに例えたいと思います。
1)株を売る
この方法でどうお金を稼ぐかというと、買った株が値上がりした時点で売って差額で儲けることです。これ、舞台おたくなら恨みたっぷりで出来ることならなくなってほしいと思ってるアレがあるじゃないですか?
そう。仕組みとしてはチケットの転売なんですね。(チケの転売の是非は置いとくとして、例え話としてわかりやすいので挙げてます)
チケットを定価の8,800円で手に入れたとしましょう。その舞台はチケの倍率が死ぬほど高くて落選祭り…。そんな中でオクに出してみたところ、15,000円で売れたとしましょう。
そうすると、
転売で得た額15,000円−定価の8,800円=6,200円の儲けですね。
株もこれと同じで、需要と供給とかその会社の業績とか日本の全体的な景気とか、色々なものに影響を受けながら日々値段が変わっていきます。その波を読みながら、安いところで買って高いところで売るとお金が増えます。ワーイ!ふしぎ!
株価は1株あたりの値段で表示されますが、売買は100株もしくは1,000株単位になります。(100か1,000かは会社による)
100株で35,000円(つまり1株あたり350円)だった株が1株あたり400円に値上がりしたところで売ると、売買は100株単位なので、
40,000円−35,000円=5,000円の儲けになります。
2)株主優待
これがどういうものかというと、株を買って弊社を応援してくれてありがとう!応援のお礼に特典あげちゃう!ってものです。舞台に例えるとプレミアム席の特典グッズとかそんな感じですね。
舞台の値段が高い方のチケを買って応援することで、買った側には比較的見やすい前方席が約束され、さらにパンフとか限定グッズとかのお土産がもらえる。(=特典が得られる)
株の世界だとお米券やQUOカードなどの金券類、自社製品、自社店舗で使える金券類などがもらえますよ。
3)配当金
さて、最後にこれ。これがどういうものかというと、今季応援してくれてありがとう!利益が出たので株主にも分配するね!っていうお金です。
しつこく舞台で例えると、全通しお花のスタンドも贈り、めちゃめちゃ応援していた舞台。連日満席で無事千秋楽を迎えた。当初円盤はDVDしか販売予定がなかったのだけれど、大人気のためBlu-rayも出ることが決定!さらに!次回作も決定!
って感じでしょうか。応援の結果企業の利益につながり、それがさらに応援者に利益となって返ってくる、という感じ。Blu-ray化や次回舞台の決定はお金がもらえるわけじゃないので厳密には配当金の話とは違う気もするんですが、なかなかBlu-ray化しづらい舞台関係でBlu-ray化が決まって、美しい画質、クリアな音で推しを自宅で何度でも堪能できたり、次回舞台が決まって推しを生で見られる機会がまた得られるなら、それはおたくにとってはめちゃめちゃ利益だと思うんですよね!
ここまで例を書いてきましたが、株を持っているだけで意外と色々貰えるんだなっていうことが伝わっていればいいなあと思います。
株を売買しなくとも、持っているだけで株主優待と配当金が入ってくるので、銀行に眠らせているよりはお金増えますよ!
その話はまた次回(*'ω'*)