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【東京から日帰りで大阪万博】イタリアパビリオンレポ②

前回までの記事

www.dse-hello.com

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シリーズ記事ずいぶん増えてきたなあ。
イタリアパビリオンレポートの続きです。
※このエントリーはパビリオンの展示内容のネタバレを含みます

イタリアパビリオンについて

イタリアパビリオンですが、かなり盛りだくさんな内容になっており、まず1階の構成は エントランスで週替わりの特集州展示→小部屋に入って映像鑑賞→ファルネーゼのアトラスなどが置いてある部屋→カラバッジョの部屋→特集州展示部屋→特許を取った製品の展示→ダヴィンチのスケッチとなっています。
そこからエレベーターで屋上に上がるとミニ庭園とレストランがあります。庭園を一周したら階段を降りて展示おしまい、という構成でした。最後の階段を降りたところにショップがあるはずなんですが、私が行った4月24日はまだオープンしていませんでした。笑 イタリアちゃん〜〜もっと商売っ気出して〜〜〜😂

ファルネーゼのアトラス

ファルネーゼのアトラス

映像部屋を抜けると大きな部屋に通されます。正面にファルネーゼのアトラス、入り口入ってすぐ左手には伊東マンショの肖像画、右手には2026年ミラノ・コルティナオリンピックの聖火バトンが飾ってあります。
それ以外にも映像や彫刻など。(この部屋だけでもすでに情報量がすごい…)
部屋が広いのと、一度に部屋に案内する人数を制限しているのでファルネーゼのアトラスは最前でゆっくり見れます。それにしてもこの大理石の彫刻が紀元150年ごろに彫られていたってちょっと想像がつかない。ローマ帝国すごすぎる。どうやって彫ったんだ???の連続すぎる。
筋肉とか躍動感とか細工の細かさとか…あとそもそも二千年近く昔のものをずっと保存して受け継いでいるってことがすごいのですよね。その時代その時代の所有者たちが、次の人にきちんとバトンを託したってことで。
作品自体の存在感や素晴らしさもそうなんですが、それを守って受け継いで次に繋いだ人たちの想いみたいなのも乗っかってると思うんですよね。

カラバッジョ キリストの埋葬

カラバッジョ キリストの埋葬

さて、アトラスの部屋から小さい通路を通るとカラバッジョの部屋です。
部屋に入った途端、押し寄せるような濃厚な百合の香り。絵の下にたくさんの百合の花が献じられていました。
最初こういう演出かと思っていたんですが、先日教皇が亡くなられたので各パビリオンから献花されたものとのこと…。この部屋に入る前に小さな記帳台があったし自分も名前を書いたので、言われてみればそうか…と思いました。 こちらも展示のメインになるような絵。
照明は暗く、壁も床も黒。ライトの色も相まって、キリストが蝋燭で照らされてぼうっと浮かび上がってくるようにも見えるし、墓所の雰囲気さえある。
百合の香りも相まって、西洋の「死を悼む」ってこういうことかもな、とも思ったり。とか言ってるけど、わりとみんなパシャパシャ写真撮ってはいましたが。でもおしゃべりをしている人はいなかったかも。
日本人が線香の香りで葬式を思い出すのと同じように、西洋の人は百合の香りで葬式を連想するのかもなあ。
いま思い出しながら記事を書いていて、一番鮮明に思い出せるのはむせかえるような百合の香りなんですよね。ほんとに。香りと記憶って強烈に結びつくので、きっとこの体験は忘れることがないと思う。
教皇聖下、安らかにお眠りください。

カラブリア特集

カラバッジョの小部屋を抜けると、週替わりの特集州のコーナーです。州を紹介する映像が流れていて、ガイドさんがカラブリアの紹介をしてくださいました。
カラブリアは自然が豊かで歴史的な文化遺跡も多く、ベルガモットが特産、などなど。この説明聞いて映像見てるだけでカラブリア行きたすぎる。次イタリア行く時はカラブリア行けるといいなと思います。
ちなみに、この一帯でもベルガモットのアロマを焚いていてめちゃくちゃいい香りがしました。 だからさ〜〜〜イタリアちゃん〜〜〜頼むからショップ開いてカラブリアのベルガモットの精油売ってくれよお〜〜〜〜〜😂
この一部屋もわりと凝った展示をしているので、パビリオンのこのまるまる一部屋も週替わりなのか…と思うと本当に気合が入ってますイタリア館。すごいなあ。イタリアも州ごとに魅力がたくさんあるし何回行っても違う街に行くから見所たくさんある国ですよね。

特許とダヴィンチの素描

ダヴィンチの素描

州特集コーナーを抜けると、こじんまりとした特許コーナーへ。イタリアも特許取った物多いんですね。今回のテーマ(環境問題など)に沿ったプロダクトを展示しています。
製品そのものじゃなくて何かの機構や部品の一部だったりもするんですが、イタリアのプロダクトってやはりデザインが美しいんだよなあ。

そこを抜けるとダヴィンチの素描が2枚置いてあります。なんかしれっと通路のごく近くに置いてあるので本物???って感じなんですが本物なんだよなあ。大盤振る舞いすぎる。
ダヴィンチもこの時代にこの構造の建造物考えられるって天才すぎる。やばい。(もう語彙がない)
ダヴィンチが生きてた時代って、日本だと応仁の乱で戦ってた頃なわけですがその頃にこれってすごくない!?
当時のイタリア、ほんとにイケイケの世界の中心だったんだろうなあ。

屋上庭園とレストラン

イタリアちゃんもゲランちゃんみたいなこと言う

さて、1階の展示をすべて見終わったあとはエレベーターで屋上に案内されます。
屋上はちょっとした庭園になっていて散策ができます。所々にミツバチを守ろう!みたいな案内板が立っていて、イタリアちゃんもゲランちゃんみたいなこと言うんだな…と思いながらうろうろしました。たしかに農業にミツバチって欠かせない存在だもんなあ。
風も爽やかで気持ちよかったです。
あと屋上にイータリーがやっているレストランがあり、私が行った日はテラス席の方で関係者っぽい人がレセプションパーティーっぽいものをやっていました。 テラス席、端っこの方は一般客を座らせてたのでちょっと面白かったです。いいんだ…笑
パビリオンに入らないと並べないのか、レストランはそれ単独で並んでいいのかはよくわからなかったです。(昼時でしたが並んでいたのは数組でした)

そこから階段を降りると出口&ショップ。(※ショップは未オープンだった) イタリア館見学終わり!楽しかった〜〜〜〜!

次回に続く!